下関マグロのぶらぶら散歩

下関マグロがぶらぶら街を歩きます

おかしな雲

大晦日だというのに相変わらずの日常だ。
大晦日らしいことといえば、床屋に行ったことぐらいか。
いつもの美人姉妹の床屋である。きょうはさすがに客が多く、父母も店を手伝っている。椅子に座って順番待ち。
こうして、大晦日に床屋にくるのは年配者ばかりだ。
「昔は、夜を徹して店をあけていた」
とご主人が客と話している。
他の客と主人がかわす会話がおもしろい。
今年は近所に住む主婦が、3階の出窓を拭いていて転落なくなったそうだ。客が自分の年齢と同じだと言う。60歳だったそうだ。
穴八幡の話が出た。あそこは昔洞穴があって、それで穴八幡と呼ばれるようになったそうだ。そして、その洞穴は江戸城まで通じており、敵に攻められたときに将軍が逃げるのだと、子供のころに言っていたそうだ。